Kazusaの「名古屋トークショーレポ」
= HMV名古屋のイベントに参加したKazusaさんからの報告 =
['02/9/24 last up date]
名古屋のHMVでのトークショーに行ってきました。
午後 3時からスタートということだったので、ちょっと名古屋を散歩してから・・・と思って
行ってみたら、すでに店内は大混雑でした。前の方は、 DVD予約をしていた方々でいっぱいだっ
たので、「やっぱり整理券ないと(宮内さん)見えないよな〜、スピーカー邪魔だし〜」と周り
の人ともども思っていました(私は名古屋市民ではないのでオンライン予約となるため整理券な
しでした)。店内ではスクリーンでV3の映像が流され、みんなでじーっと見入りながら宮内さん
の登場を待つことになりました。たしかそのときの映像は第3話「死刑台のV3」と第4話「V3の26
の秘密!?」だったような・・・。
予定の時間となり「宮内さんはまだかなあ」という雰囲気になっているところに速水悠乃さん
が登場。そこで、
○本来、店内は撮影禁止だが(そういえば入り口にそんなことが張り出してあったような)特別
にカメラもビデオもOKになったこと
○多くの人に見てほしいと速水さんも宮内さんも思っているため、前列から順にしゃがんで後ろ
の人にも見えるようにしてほしいということ
が伝えられました。そのときに一斉に拍手が!前列のほうから順々に人々がしゃがんでいき、後
ろのほうで無理やり背伸びをしながら窮屈そうに見ていた人たちもなんとか普通の体勢に。とい
うことで、私の前方の視界もすっかり明るくなったところで、「戦え!仮面ライダーV3」の音楽
とともに宮内さんが登場されました。白のベストとパンツ、ブルーのシャツの「風見志郎」定番
スタイルで登場!まあ、当然といえば当然なのですが・・・。
トークの内容は、多岐にわたっていました。はじめは速水さんの進行に沿いながら自己紹介的
に始まって、特別展に提供された品々の説明があったと思います。仮面ライダー 100回放送記念
のダイバーウォッチや銀製スプーンのこと、京本政樹氏と雑誌で対談したときに撮影したV3の扮
装をした御自分の写真のこと等、当時のエピソードを詳しく説明されていました。風見志郎の「
変身」途中の写真については詳細な解説と実演つきでした。
「折角ですから、(観覧している)みなさんからの質問に答えるというスタイルで・・・」と
の宮内さんからの呼びかけで、トークショーの後半は質疑応答タイムとなりました。
○ヒーロー番組について その1
「仮面ライダー龍騎は教育番組ですか?」との質問に「東映のプロデューサーはいますか?」
と周りをきょろきょろと見回してから「あれは教育番組ではありません!」と力強く断言されて
いました。東映所属なのにいいのかなあ・・・と思ってはみたものの、周りでは大きな拍手が。
どうやらこの日の「龍騎」を宮内さんは御覧になったようで、「女の子が(真司が鏡から出てく
るところを見て)見ーちゃったって言ってましたけど・・・」なんておっしゃっていました。
○ヒーロー番組について その2
「ヒーローは武器は使わないんですよ」から始まって、御自分の演じられてきたヒーローにつ
いて熱く語っていらっしゃいました。「V3は素手で敵と戦うから、(自分がこれまで演じたヒー
ローの中でも)もっとも教育的なんです」とおっしゃっていたような。いろいろなところでこの
ことについては触れていらっしゃるところですね。アオレンジャーや快傑ズバット、ビッグワン
についても語っていらっしゃいました。
○教育・家族について
質問のなかでやはりこの手のものがありました。『ヒーロー神髄』をはじめとして、様々なと
ころでおっしゃっていらっしゃるし、『俺だから』でもトークショーではこのことも語りましょ
うと宮内さん自身が書かれていたので、「待ってました」とばかりに熱心に答えられる姿が印象
的でした。
○レンズのトリックについて
会場が狭かったので実演はできませんでした。「渋谷ではやるんですけど」と言いながら、と
てもやりたくてうずうずしている宮内さんでした。
○各種インタビューについて
V3DVD-BOX につく特別インタビューはもちろんのこと、どうやら他にも雑誌の取材を受けられ
たようでした。レスキューポリスシリーズの同窓会的な内容だったとかお話されていたように思
います。
○立花藤兵衛=おやっさんへの思い
「おやっさんは、いつまでも心のなかで生きています・・・」おやっさんへの思いを聞かれた
ときのこの言葉が、会場の雰囲気を一瞬違うものに変えたように私には感じられました。やはり、
おやっさんへの思いというのは、風見志郎=宮内さんには格別のものがあるのだなあとしみじみ
思ったのでした。
○若さとかっこよさを保つには
「【俺だから】を貫くこと!」が大事とおっしゃっていたように思います。そうでなければ宮
内さんではないのでしょう。
他にもいろいろとおっしゃっていたのですが、なにせすぐ近くでお話されていたのでそれだけ
で頭が真っ白状態でした。でも、とても面白いトークであっという間に時間が経ち、予定は15分
ほどだったそうですが、気づいたら40分以上になっていました。御本人はまだまだ語り足りない
ような雰囲気がありありといった感じでしたが・・・。
最後は、「戦え!仮面ライダーV3」をフルコーラスで歌われていました。宮内さんは水木さん
と一緒に歌われた「仮面ライダーLIVE」のときのヴァージョンのほうを歌いたかったようでした
が。とても勢いのある歌で、生で聴くことができて嬉しかったです。「(自分は俳優だから)歌
詞は全然覚えられなくて、間違えそうなときにはお客さんにマイクをふるんだよね〜」と言った
あとで、しっかりと2番になると前列のほうでマイクをお客さんにふっていたのはなかなか面白
かったです。
その後の撮影会では、(店側で禁止していた)サインに気軽に応じたりいろいろなリクエスト
に対応されていた姿が印象的でした。撮影会に参加できたのは当然整理券を持っていた人たちだ
けなのですが、ほとんどの人たちが帰らずに残っていました。その間の店内は本当に「熱く」な
っていたのではないかと思います。
初めて生の宮内さんを拝見することができ、楽しいひと時でした。とても若々しくてお元気な
宮内さんがますます素敵に感じられました。また、こんな機会があれば・・・と思います。今度
はいつ行けるのかな〜。
※ちなみに、カメラ・ビデオがOKになったこと←宮内さんが、「俺のトークショーのときに、
禁止だなんて!」とおっしゃって、店側に認めてもらったのだそうです。さすが「俺だから」!