【ひとりごと】

ひとりごと

= 自由気ままな雑文 =


横浜回遊 (2004/8/25)

  昨日、横浜市内にある4つのテーマパークへ行って来た。以前から行きたいと思いつつも1人で
 は行き難く(^^;さりとて相方の腰は重く(苦笑)なかなか実現しなかったのだが、数日間説得し
 続け何とか連れ出す事に成功した。

 横濱カレーミュージアム

  JRまたは市営地下鉄関内駅からイセザキモールに入るとすぐに「横濱カ
 レーミュージアム」がある。現在、伝説の名店から創作カレーまで11店舗
 が出店している、その名の通りカレーのフードテーマパーク。1F入口でア
 テンダントクルー(館内案内スタッフ)がお店やメニューの紹介をしつつ
 エレベーターに誘導してくれるので、まず8Fまで上る。

  8Fは各ショップ内で食事をするイートイン方式、一方7Fはフードコートのようにあちこちに椅
 子とテーブルが配置され、好きなお店でテイクアウトしたお料理を自由に食べられるようになっ
 ている。各店にハーフサイズメニューが用意されているので食べ比べしやすい。館内は豪華客船
 のキャビンをイメージした装飾でなかなか綺麗。

 馬車道

  カレーミュージアムを出てイセザキモールを戻り関内駅を越える
 と「馬車道」につながる。アイスクリーム発祥の地とも言われる馬
 車道にはそれ以外にも様々な歴史的建造物があり(興味ある方は検
 索してみるべし(笑))、また近年にオープンしたお店もその重厚
 な雰囲気に合わせた造りをしているので、街全体が非常に統一感のある印象。

  そして、街の風景を楽しみながら馬車道を浮気せずにひたすらまっすぐ15分程歩くと、目の前
 が開け右手側に赤茶色をした平屋風の建物が見えて来る。

 横浜赤レンガ倉庫(遠景)

  今回横浜を訪れた最大の目的はここ。「横浜赤レンガ倉庫」はか
 つて横浜埠頭の貿易要所として機能していたが、その後使われなく
 なり長い間眠りについていた。そして2002年に商業施設として再生
 し、やっと一般人が近寄れる場所になった。・・・って、遠まわし
 な表現はやめよう。ぶっちゃけた話、「V3のロケ地」なんだわ、ここ(爆)

 横浜赤レンガ倉庫(1号館)

  赤レンガ倉庫は建物が 長短の2棟に分かれている。横幅が短いの
 が「1号館」。これは関東大震災で半壊したためだと言う。その1号
 館の海に向いている側はまだ改築途中だったが、ここは「仮面ライ
 ダーV3」第35話で吸血マンモスに追われた佐久間ケンが逃げてい
 た
場所(^^;

  そのケンを助けるべくV3が登場したのが上の3階テラス部分。映
 像ではかなり高い場所な気がしたが、実際にはそれほど高所ではな
 く、柵の内側なので安全性も高い(何を期待してたんだ@自分(^^;)
ちなみに 2号館にも同じ造りの場所があるが、他の倉庫や埠頭との
 位置関係から、撮影は 1号館で行われたと判断した。風見志郎が吸
 血マンモスに痛めつけられていた場所は別枠で(爆)

 放送ライブラリー

  赤レンガ倉庫を出て横浜スタジアムを目指して歩き日本大通りに
 入ると情報文化センターの建物が見える。この8F、9Fが「放送ライ
 ブラリー」。過去に放送されたテレビやラジオの番組を保存してい
 る施設で、その数は15,000本とも言われ、自由に検索、視聴が出来
 る。

  で、とりあえずものは試しなので 1本視聴してみた。えーっとモノクロ「キイハンター」の
 第1話
(爆)何でここまで来て「キイハンター」なのかとも思ったけど、まぁいいじゃない。丹
 波さんのメインエピソードでアクションバリバリでムチャクチャカッコ良かったし、千葉ちゃん
 は髪の毛横分けですっごく可愛らしいお顔してるし(おいっ)、野際姐さんはショートボブのヘ
 アスタイルがキリキリのキャリアウーマン風で、これまた素敵だったし。9Fにも色々と面白いモ
 ノがあったけど、これ書いてるとキリがないので端折り(^^;

 新横浜ラーメン博物館

  関内駅から市営地下鉄で新横浜駅に移動。付近に目印がないが駅前に周辺地図で場所を確認。
 わずか歩いて 2分足らずで「新横浜ラーメン博物館」に到着。すると、何故か入口に人々がうご
 めいている。え、何、混んでて入場制限してるの?と思ったら、私が行く直前に 火災報知気が
 発報
し、安全確認のため入場を止めていたらしい(^^; 幸い問題はなくすぐに入場出来たのだが、
 そんな事もあって外観の写真を撮り忘れた(自爆)。

  現在 9店舗が入っているラーメン博物館は夕焼け色に染まった天井、昭和33年の街並みを再現
 した内装など、全体が非常に凝った造りになっている。昭和の風景を再現したテーマパークは数
 多くあるが、装飾の細部まで神経が行き届いた「こだわり」を最も感じさせた。また、他の同種
 のテーマパークよりも「路地裏の色町」的な雰囲気を強調しているような気がするのは、ここが
 あくまでも「大人」をターゲットにしているからだろうとも思える。カレーミュージアム同様、
 こちらも各店にお試しサイズの「ミニラーメン」が用意されているので、食べ比べには便利。

  行く前はゆっくりタイムテーブルを組んだつもりだったが、実際に動いてみるとあちこちで引
 っ掛かり、電車での往復を入れるとたっぷり12時間の行程だった。特にカレーミュージアムを出
 た後にその下層にあるゲームセンターで遊んでしまったり(^^;お土産ショップに長居したり、放
 送ライブラリーで「キイハンター」をしっかり46分も見ちゃったりしたら(笑)いくら時間が
 あっても足りないくらいだったが、どこも夏休みのわりには子供が少なく、大人がゆったりと楽
 しめる施設でとても面白かった。