【ひとりごと】
ひとりごと
= 自由気ままな雑文 =
新年のご挨拶に代えて(2004/1/1)
毎年、年末には一年を振り返って総括するのだが、昨年末は何だか慌ただしいまま総括もせず
終わってしまった。ここ数年の恒例行事となっていた「年末最後の休みには新宿へ行く」という
決め事もやらなかったし。すでにお気付きの方もいらっしゃると思うが、昨年は秋以降これまで
になく更新も滞っていた。新年一発目の「ひとりごと」は一年間の反省も込めてこれを検証して
みたい。
2003年は私にとって激動の年だった。二度の転勤を経験し更に行く先々で業務内容が全く異な
るためかなり神経をすり減らした。だが九月に今の店へ転勤したのを幾に私の運命は大きな転機
を迎える。
今回着任したお店で、私は今まで一度も携わった事のない商品を担当する事になった。商品の
扱いも販売形態も初めての事ばかりで最初は面食らったのだが、着任して一週間もしないうちに
仕事が面白くなってしまった。それまで居た職場では早朝から深夜まで残業続き、食事も食べた
り食べなかったりで不規則な生活サイクルとストレスのために身体が浮腫んでいたのだが、それ
も一週間ですっかり元の体型に戻った(今だから書けるが、ピーク時は体型が 2サイズも大きく
なり手持ちの服が着られなくなっていた)。毎日毎日時間に追われてバタバタ走り回りとにかく
忙しいのだが、それが楽しい。もちろん仕事だから身体が辛かったりシンドイ事もあるが「嫌な
事」が全くない。人間関係(同僚、上司)もすこぶる良い。つまり「ストレスが発生しない」の
だ。
これまでの自分を振り返ってみると、仕事が忙しく時間が取れない時ほど更新も頻繁だったよ
うな気がする。更新する事で仕事で溜まったストレスを発散し心理的な「逃げ道」にしていたか
らなのだが、現在の私に「逃げ道」は必要ない。その結果、更新頻度が落ちたように思える。
だが、実は更新頻度が落ちたのにはもうひとつ原因がある。ある日、私は自分が 文章を書け
なくなっている事 に気付いた。何かを書き出しても適切な表現や語彙が出て来なくて、思いは
あるのにセンテンスが続かない。正直言って、とても焦った。私の作るコンテンツはよく「冷静
なツッコミ」とか「分析」などと評されるが、実はそんな事はなくて、私の書く文章の 9割は直
感、つまり「閃き」で表現している。その「閃き」がなくなってしまったのだ。コンテンツを作
る上で9割を占めている部分の機能が麻痺してしまったらこれは致命的。さて困った・・・(^^;
その同じ頃、私は仕事に夢中でのめり込んでいた。初めての事ばかりなのに不思議と色々なア
イディアが湧いて面白くて仕方ない。それまでの私は自分の経験から仕事を進める事が多く、何
をするにしても経験値に負う部分が大半だった。だが今の仕事に今までの経験は役立たない。そ
れなのに何故か「こうすればいい」「こうやってみよう」と閃いてしまう。
今私が携わっているのは、実は子供の頃から好きで興味がある分野の商品(ちなみにHPにもPC
にも無関係なモノ)。まさかそれが自分の仕事になるとは考えた事もなかったが、長年好きで色
々と見て歩いていた経験が知らず知らずのうちに知識として備わっていたのかも知れない。まさ
に天職と思えるほど毎日閃きがフル稼動。一方では全く閃かなくなってしまったというのに(^^;
これは一体どういう事なのかと考えた。
その結果、仕事の閃きと更新(という名のツッコミ(^^;)の閃きは脳の同じ部分を使っている
のではないかと思うようになった。仕事で酷使された脳はバテてしまい更新出来るほどの余力が
残らないし、仕事中はもの凄くテンションが高いので帰宅するとぐったりしてネットサーフィン
をする元気もない。反面、ストレスが溜まらないから更新に逃げ込む必要もない。結果的に更新
が滞る原因となってしまったようだ。原因が判明すれば対策は打てる。人間は脳の90パーセント
が眠っていると言われているから熟睡している脳味噌を叩き起こせば良い だけの話(←って、
簡単に言うなよ@自分(自爆))
今日から新年!子供の頃から2と4が自分のラッキーナンバーだと思っている(昭和42年2月4日
生まれで学校の出席番号が24番、ついでに成績も24番だった(自爆))私にとって今年2004年は
特別な年♪ここ数年は地の底まで沈下しちゃったような仕事運だったので、今年こそはもっと
脳を活性化させて公私共々大きく花開くように頑張ろう(と気合だけは入れておこう(^^;)
って事で、今年はツッコミにも一層磨きをかけて更新も頑張りますので、どうぞ宜しくお願い
致します。