「仮面ライダークウガ」放送終了記念企画
今だから話せるこんなコト
毎日撮影所の高い塀を見ながら通勤している私が この一年余りの間に知り得た裏ネタを一気に放出。
['01/1/30 last up date]
◆カップルの会話'99年11月、特撮ネットサーファーの間では「新作仮面ライダー製作開始」の噂が密かに飛び 交っていた。そんなある日、某スポーツ新聞が「これが新作仮面ライダーだ」とクウガのマスク (CGのような写真だったが ^^;)をフライング掲載してしまい私たちのドギモを抜いた。通常こ のテの情報公開は児童誌が先行との暗黙の了解があるそうだがそれが破られたのだ。
記事が掲載された日の仕事帰り。何故かその日に限って西武池袋線の上り電車が妙に混んでい て車内で立っていた私のすぐ横に30代前半かと思われるカップルが立って話をしていた。最初は 美味しいラーメン屋さんの話で盛り上がっているのをつらつらと聞いていたのだが、彼の方が急 に「そう言えばさあ、この間、渋谷で仮面ライダーのアクションロケやってたんだよ」と言い出 したから大変。私の耳は思いっきり ダンボ状態で全神経を彼の言葉に集中させる。最も彼女の 方はそのテの話にはあまり興味がないらしいのだが「新しい仮面ライダーでさあ、サイクロンみ たいなバイクで走ってたんだよ」と彼の方は熱心に話続ける。「サイクロン」と言う固有名詞が すんなり出て来る辺りちょっと オタク入ってるかなって気もしたのだが、思わぬ耳寄り情報に 「さすが東映のお膝元、西武線侮り難し!」(^^)
◆設定資料
'99年11月25日、新作仮面ライダーのタイトルが発表されたその日の仕事帰り。いつものよう に大泉学園駅から西武池袋線上り電車に乗り込んだ。ふと目の前を見ると同じ大泉学園から乗り 込んだ20歳くらいの女の子が座っていた。目の大きな愛くるしいお顔立ちの彼女がおもむろに広 げた冊子。その表紙には何と「仮面ライダークウガ」とタイトルが!本の大きさ、厚みから察す るにどうやら「クウガ」の 設定資料らしい。昨日発表されたばかりなのに、何故?すると彼女 の隣に座っていた20代半ばくらいかと思われる女性が大きなバックをゴソゴソ・・・取り出した のは「クウガ」のシナリオ!!
とにかく驚いた。覗き見したい気分 を押さえるのがホントに大変だった。恐らくクウガに出 演予定の女優さんとそのマネージャさんなのだろう、と思った。だが。未だに彼女らしき女優さ んを画面の中に見つけていない(苦笑)。
◆ハリボテ
忘れもしない去年4月25日は私が初めてオダギリさんにお会いした日。「るぽ Coffee House」 で五代クンのストンピングのシーンが撮影されていた時、側に停まっていたTRCS2000を50センチ の至近距離でチェックする機会に恵まれた。TRCS2000の小さくてスリムな車体を眺めている時、 五代の誕生日を記憶し車体のカラーを変える機能を持つコントロールパネルに目が釘付けになっ た。カッコいいボディにくっついていたそのコントロールパネルは、何と紙製の ハリボテでグ レーのビニールテープで固定されていたのだ(爆)。当然アップ用は別にあるのだろうしロング に引いた画面ではハリボテで充分だろうとは思うが、TRCS2000は憧れのマシンだったのでちょっ とガッカリ(^^;
◆ブレスレット
「クウガ」第1話から第4話まで五代雄介が着けている ブレスレットに注目して欲しい。昨年 7月 このブレスレットが実は私の担当している売場で購入された事が判明した(ちなみにアクセ サリー売場ではない)。クウガの小道具を担当している方から伺ったのだが、確かにクウガの撮 影が始まった '99年12月頃、ウチでは革紐やウッドのアクセサリーを多く扱っていた。だが、ま さかそれを五代クンが身に着けていたとは!意外な関連性にただ驚いたが、放送直後から「ど こで売ってるんですか」と言う問い合わせが多かったため 第5話以降は市販品ではなく完全手作 りのオリジナルアクセサリーに変えたとの事。放送当時は自分の担当商品だとは全く気付いてい なかったので、それを知った時は嬉しさと同時に、プロの販売員として自分の取り扱い商品を見 抜けなかった事実は大きなショックだった。
◆みのりっちのシャツ
第24話を観ていた時、みのりっちが着ているシャツに見覚えがある事に気付いた。2000年夏 のトレンド、五分袖で襟の大きい赤いチェックのシャツはどう見ても私が扱っていた商品に酷似 している。3色各2枚ずつ入荷した商品で赤が一番可愛くて真っ先に売れてしまったのだが、ウチ の売場は東映の衣裳さんに良くご利用頂いてるし販売していた期間と製作時期も丁度一致する。 まあ、大量生産されている商品なのでウチで買ったとは限らないが、五代クンのブレスレットの 一件を考えると確率は相当高いような気が(笑)。
◆山田さん
「今日 JACの山田さんが(店内に)来てたよ」。ある日の同僚の言葉。彼女は昔エキストラを やっていて大泉撮影所にもよく出入りしていた時期があり「 JACの山田さん」ともその当時から の知り合いだと言う。その話は以前から何度か聞いていたが、その日の私の反応は違った。「JA Cの山田さんて・・・山田一善さん?」「そうそう、そんな名前 ♪」呑気に笑う同僚。山田一善 さんと言えば、金田治氏と一緒にクウガのアクション監督に名前を連ね、オダギリさんの腕が上 がらなくなるほど変身ポーズの特訓をした方だ。「あなたねぇ、私にとっちゃあスゴイ方と知り 合いなのよ!」と同僚に詰め寄ると「へえ、そうなの? ただのオヤジじゃん」とにべもない返 事。価値観が違うと言ってしまえばそれまでだが、そんな事言うなら 山田さんに紹介くらいし てくれよ>同僚(^^;
◆落し物
去年の10月22日の朝。出勤した私が自分の机の引き出しを開けると見慣れぬ封筒が入っていた。 差出人はその日休みを取っていた同僚で、怪訝に思いながらしっかりテープ止めされたその封筒 を開ける。すると!出て来たのは何とクウガの製作予定表 それも三日前の19日から31日までの 2週間2エピソード分の日程表だった。私の心臓が一気に高鳴った。ロケーション予定場所、出演 者のスケジュール、必要な小道具などがシナリオのシーンNoと共に詳細に書き込まれている製作 予定表。間違いなく本物だ。だが、何故同僚がこんなモノを・・・?
翌日同僚に尋ねると笑いながら「落ちてたのよ、売場の前に」。へっ?何じゃ、そりゃ(^^; 紙が落ちてる、お客様が踏んだりしたら危ないわ。そう思い拾い上げた B5サイズ3枚のコピーを ひと目見た瞬間「何かの役に立つかも知れない」と感じたと言う彼女。一応、東映勤務の知人 を通してクウガのスタッフに連絡した処、「そちらで処分して下さい」との返事だったので私の 引き出しに入れたらしい。よりによってこんな熱烈ファンが勤務する売場の前に落し物とは、や ってくれますねぇ(笑)。ちなみにこの時製作されたのは第40話「衝動」と第41話「抑制」。お 陰で「さんふらわあ」での船上ロケや五代クンの「水落ち」、海上保安庁の巡視船使用などエピ ソードの「目玉」もこの製作予定表で全部事前にキャッチ出来た。スタッフさん、美味しい落し 物、ありがとう b(^^)
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